告白

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告白

「私はあなたを愛しています」 それが、始まりだった。 私、音﨑(おとざき) 早夜花(さやか)は、相福(そうふく) 魁斗(かいと)に告白した。 返事は、かなり経ったが来ていない。 もちろん、1度聞いてみた。“答えてほしいです”と。 その時、彼は忘れていたらしい。少し呆れたが、もう一度言った。 その後もやはり来ない。 ──どのみち、私は待つしかなかった。
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