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数日前
私は、たまたま居た平野 颯人と一緒に帰っていた。
その時の会話だ。
颯人:お前は、誰が好きなん?
サヤ:それ、私に聞く?
颯人:そ
サヤ:解らない?
颯人:解らないから聞いてる
その通りなのだけど・・・。
サヤ:──、───、───、───、・・・・・・魁斗
颯人:へぇ・・・、・・・間が長ったな。
サヤ:悪かったわね。・・・それと、聞いておいてそれは何?何が言いたいの?
颯人:相福、お前のこと嫌いだと思うが?
性格悪いわね。まぁ・・・自分で屑とか言うし、自覚あるらしいし。
サヤ:それを私に言うのは酷くないかしら?性格悪いね、君は。
颯人:そうだが何か?
やはり自覚あり。しかも開き直ってるし。本当に変な人。
サヤ:はぁ・・・
溜め息した時に、颯人はアドバイス的な事を言ってきた。
颯人:──、告白でもして振り向かせてみれば?
サヤ:何故そう言うの?
颯人:あいつ彼女も好きな人もいねぇし、そんなやつが告白されたら、相手次第だとは思うがOKしそうだぞ?
サヤ:・・・一生独身予定してる人は?
颯人:それは例外だろw
サヤ:ふぅん。
そして、家につく。
颯人:んじゃ
サヤ:えぇ
実は颯人、私と家が近すぎる。糸電話が出来るか出来ないかくらい。
する気はないけど。
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