語り部とその謎

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謎すぎる。 ってか行動早。 まぁそんなこんなで僕はここの仮入部員になった。 あいつ(父)のせいで。 こんな風にこの部に関わっていることになった。 でも、自分がこの人たちが嫌いじゃないこともわかっている。 でも入部するのは……。 躊躇ってしまう。 「とりあえず、揃ったな。」 「「はい。」」 「はぁーい。」 この伸ばした感じの返事は野宮先輩だ。 「それじゃ、今日のトレーニングに行くか。」 「今日のトレーニングは何するんですか。」 「そうだな。ランニングは勿論だが最近は学園周りが多かったから堤防沿いのコースにしようと思う。」 「わかりました。」 「賛成です。」 「結構久しぶりよね。堤防沿い走るのって。」 「そうだな。仙北はどうだ。堤防沿いでいいか。」 「別に僕は構いませんが。」 「そうか。それぞれ靴を履き替えて集合な。」 「はぁーい。」 「「「はい。」」」
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