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私の死
なのに先に死んじゃって。私もこんなに早く死ぬつもりはなかった。ホームで汽車を待っていたら後ろから押されてそのまま。なんか痛いし、苦しかった。あと、悔しかった。
お前と飲みに行く約束してたし、3か月後に予定していたお前と組んで作品展をすることが出来なくなることが本当に悔しかった。
私を押したやつね。その場で御用になった。同じ学校の同級生だったやつ。そいつにやられた。なんでも俺がお前のライバルだったことがずっと不満だったみたい。自分より下手だと思っていた私がお前と一緒にいるのが嫌だったんだとさ。
そっからのお前の荒れっぷりも見ていられなかった。
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