7748人が本棚に入れています
本棚に追加
/126ページ
「あっ……んんんっ、あっ」
「すっご。もう、とろとろ」
「はぁっ……はぁ……」
キスされただけでとろけたそこを、悠太の指が擦って摘むたびに、ぐちゃぐちゃっと音がする。
「あっ、やっ、悠太っ……」
「もうこんなになってる」
「やだぁっ……あっああんっ!!」
ぐっと中に入った悠太の指が鉤の形に曲げられて、感じるところを刺激する。水音があたりに響いて、羞恥を煽った。
「ああっ……悠太っ、もうがまん、できない……」
「どうしてほしい?」
「あっああっ……いじわる」
「ちゃんと言えるだろ?」
「んんっ、挿れて……ほしい」
「なにを?」
「悠太……が欲しい」
「いい子、奥まで挿れてやるからな」
後ろでビッと袋を破る音がして、ぬるんと悠太がはいってくる。
ゆ、悠太の、きのうよりも大きいかも……外だし、興奮してるのかな。
いきなりいちばん奥まで突かれて、それだけで果てそう。乾いた体のぶつかる音が空に舞い上がり、鼓膜が震える。
「あっ、ねっ、……恥ずかしいっ」
「興奮してるくせに」
「ち、違っ……あんっ!!」
「素直に感じてろ」
悠太は動きを止めて、奥に当たるようにぐりぐりと腰を沈める。ナカをかき回されると、いままで感じたことのないところから快楽があふれてくる。
「いやっ、そんなとこ……知らないっ……ゆ、うた……っ!!」
「こんなに絡みつかせて、どこが嫌なの」
「ああっ、あんんっ!!」
「一回出すぞ」
「あっやっ……気持ちいいっ……あっ、いっく……!!」
果てたのはほぼ同時だった。はぁはぁとテーブルに突っ伏していると、悠太が後ろから被さってくる。お互いの荒い息。それが少しおさまると、虫の音がかすかに聴こえてくる。
「紗矢香、中入ろっか。やっぱりちょっと寒かったよな。ごめんな」
「もうっ……ばか……んんっ!」
ずるっと彼がわたしの中から引き抜かれる。悠太に横抱きにされて階段を降り、寝室のベッドに組み敷かれた。
最初のコメントを投稿しよう!