同棲初夜

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 「悠太、待ってちょっと休みたい……」  「やだ」  「これから、いくらでもできるじゃん」     話しながらもバスローブを剥ぎ取られる。ぱんっと脚を閉じてそこを隠す。なんか、恥ずかしい……。  「いや?」  「恥ずかしくなった……」  「いまさら何言ってんの? ほら、自分でここ、開いて」  「えっ……」  「してほしいんだろ? 恥ずかしがってても、顔はそう言ってる」  「……」  悠太の言葉責めが脳内を痺れさす。そっと顔を背け、目をつぶりながらも脚をひらけば、悠太に足首を掴まれる。  「ちゃんとできるじゃん。ほんと、えろくてかわいくて、たまんない」  少しだけ目を開ければ、悠太の上気した顔が見えて、背筋がゾクゾクした。足首を持って、M字に開いた悠太。ぐっと下がってわたしの敏感なところを舌で刺激する。    「やっ……あうっ……す、吸っちゃらめ……」  「嘘ばっか。こんなとろとろにして、ほんとのこと言ったら?」  「い、いじわる。こんな、何回もしたら、変になっちゃうよ……」  「何回もするの、いや?」  「……」  「どうなの?」  「い、いやじゃないけど……自分が……こ、こわいの」  「怖い?」  「こんなに夜通し……抱かれたらお、おかしくなっちゃいそうだ、から……」  「おかしくなれよ。家のどこにいても、俺とのセックスを思い出すくらい、あちこちで抱いてやる」  ひぃぃっ!! な、な、何を言ってるんだ。そんなことされたら、わたしどうなるの!?  「きょうはテラスと寝室は達成したな。あとでクローゼット行くか」  「そんなのむりっ……ひゃああ!!」  突然再開されたその行為に思わず叫んだ。硬くなった舌先が、わたしの中に入ってくる。  「あ、あっ、あああ!!!」    なんでこんなに濡れちゃうんだろう。すっと唇が離れたかと思うと、ビッと避妊具の袋を破った悠太。わたしにおおいかぶさって、ぴたっとそれが当てがわれる。    「いくらでもイかせてやるから」  「やっ、そんな……おかしくなっちゃうよ……」  「色白の肌が紅潮すんの見るだけで興奮する」  「もう、さっきから無茶苦茶……あああんっ!!」  硬くなった悠太がぐっと侵入する。ううっ、やっぱりおっきい……。いきなり激しく揺さぶられて意識がとびそうになる。
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