7794人が本棚に入れています
本棚に追加
「悠太、待ってちょっと休みたい……」
「やだ」
「これから、いくらでもできるじゃん」
話しながらもバスローブを剥ぎ取られる。ぱんっと脚を閉じてそこを隠す。なんか、恥ずかしい……。
「いや?」
「恥ずかしくなった……」
「いまさら何言ってんの? ほら、自分でここ、開いて」
「えっ……」
「してほしいんだろ? 恥ずかしがってても、顔はそう言ってる」
「……」
悠太の言葉責めが脳内を痺れさす。そっと顔を背け、目をつぶりながらも脚をひらけば、悠太に足首を掴まれる。
「ちゃんとできるじゃん。ほんと、えろくてかわいくて、たまんない」
少しだけ目を開ければ、悠太の上気した顔が見えて、背筋がゾクゾクした。足首を持って、M字に開いた悠太。ぐっと下がってわたしの敏感なところを舌で刺激する。
「やっ……あうっ……す、吸っちゃらめ……」
「嘘ばっか。こんなとろとろにして、ほんとのこと言ったら?」
「い、いじわる。こんな、何回もしたら、変になっちゃうよ……」
「何回もするの、いや?」
「……」
「どうなの?」
「い、いやじゃないけど……自分が……こ、こわいの」
「怖い?」
「こんなに夜通し……抱かれたらお、おかしくなっちゃいそうだ、から……」
「おかしくなれよ。家のどこにいても、俺とのセックスを思い出すくらい、あちこちで抱いてやる」
ひぃぃっ!! な、な、何を言ってるんだ。そんなことされたら、わたしどうなるの!?
「きょうはテラスと寝室は達成したな。あとでクローゼット行くか」
「そんなのむりっ……ひゃああ!!」
突然再開されたその行為に思わず叫んだ。硬くなった舌先が、わたしの中に入ってくる。
「あ、あっ、あああ!!!」
なんでこんなに濡れちゃうんだろう。すっと唇が離れたかと思うと、ビッと避妊具の袋を破った悠太。わたしにおおいかぶさって、ぴたっとそれが当てがわれる。
「いくらでもイかせてやるから」
「やっ、そんな……おかしくなっちゃうよ……」
「色白の肌が紅潮すんの見るだけで興奮する」
「もう、さっきから無茶苦茶……あああんっ!!」
硬くなった悠太がぐっと侵入する。ううっ、やっぱりおっきい……。いきなり激しく揺さぶられて意識がとびそうになる。
最初のコメントを投稿しよう!