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「ああんっ、あんっ悠太……」
「他の男と寝るなよ。結婚してる間は俺だけのものだから」
「んん? う、うん……」
仄かな独占欲を感じて胸がときめく。それを噛み締める間も無く、何度も突かれ、その度にいやいやと首を振る。それが余計に悠太を刺激するのか、もっと腰つきがいやらしく、激しくなる。
きのうよりも激しい。毎日こんなに抱かれたら、わたし変になるかもしれない。この結婚が終わることになったら、いったいどうしたらいいんだろう。
「なに? 考えごと?」
「あ、そのっ……」
「余裕じゃん? もっとしないとだめだな」
「んんんっ!! もうっ……悠太、悠太ぁぁっ!!」
「その顔、ほんとそそる」
「あああ!! はげしっ……イッちゃうううっ!!」
体がぶつかる乾いた音が速くなる。感じたことない快楽が立て続けに襲ってきてあたまが真っ白になった。
悠太の首に抱きついて果てると、腰をガクガク震わせた。悠太もわたしの中で小さく震えて果てたようだ。
気持ちいい……そのあとも何度も何度も、体位をかえ、場所を変えて抱き潰された。しあわせだな、ほんと。
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