同棲初夜

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 「上、のって」  「そんな、朝から!? 恥ずかしいよ……」  「いいから」  ぐいっと手を引かれて、悠太の太ももの上に座らされる。  「胸、ほんときれいだな、形も大きさも好み」  好み。そう言われてとくんと胸が鳴る。胸は……好みなんだ。それだけでも嬉しい。  脚の間にけものをあてがわれて、擦られる。敏感なところや、入り口に先端がひっかかると欲しくてたまらない。  「やーらし、もう濡れてる」  「だって……」  「ここの中、俺の形にしてやるからな」     悠太はそう言って、おへその下をそっと撫でた。  「悠太の形、もう覚えたよ」      カッと赤くなった悠太の顔。その顔を埋めるように、わたしの胸にしゃぶりつく。舌で先端を転がされ、片方はきゅうっとつままれると、思わず顎を上げて天を仰いだ。  「あああっ!! あっあっ……」  「ほんと、声かわいい。はやく挿れたい」  「ああっ、悠太、ゆうたぁ……」  「紗矢香」    甘く、小さく、消え入るようなその声が鼓膜を震わせる。  「うれしい……」  「な、これつけて?」    カサっと手に握らされた避妊具。そっと袋を破って、硬くなった悠太につけてあげた。明るいから、よく見える。付けながら、それはどんどん硬くなっていく。  「やばいな、絵面が」  「えづら?」  「なんで、こんなにかわいいんだよ? 我慢するなんて無理」  そうほほえむと、腰を少し持ち上げられて、硬くなった悠太がずぷんと一気にわたしに突きささった。  「あああーっ!!」     あまりの刺激に、それだけで果てる。後ろに倒れそうになるのを、悠太のがっちりした腕が支えてくれた。ぎゅっと抱きしめられて、下からがんがん突かれる。  「挿れただけで、イッたの?」  「だって……あんっ、おっきいから……ああっ、好きなの悠太の……」  「かわいすぎるだろ、そんなの。もっとイカせたくなる」  「あっあっ、やっあ……もう……こわれちゃう……」  「壊してやるよ、俺ので」  「いやあっ……あっ、あっあ……」    
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