妄想コンテストの話

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 どんなこともそうですが、物事には必ず法則があり、傾向と対策というものが存在します。  例えば、若者向けのファッション誌の読者モデル募集があったとします。あなたは40歳です。応募しますか? しないですよね。なぜならば若者向けだから。求められている人材は年齢的には若年層だからです。  期末テストがあり、やまを張って勉強したけれど、ことごとくそのやまは外れてしまった。結果は赤点。当然ですよね。だって、やまが外れているのですから。  妄想コンテストにも同じことがいえます。  求められているのは、どんな作品か。  どんな傾向があり、どのような対策が必要か。  それを踏まえて妄想コンテストに挑めば、受賞への可能性は、少なくとも闇雲に書いているよりは高くなります。  次のページからは具体的に、その傾向と対策についてお話していきますが、あくまでも可能性が高まるだけで、必ずしも受賞できるとは限りませんことを、予めご理解ご了承ください。
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