喫茶メモリー

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喫茶メモリー

キャラクター紹介 奏 大学3年生の勉強熱心な女の子で、   未来を見る事が出来るが力は不完全 舞香 喫茶メモリーの看板娘照久の姉で    人の考えや物の透しが出来る能力者 照久 舞香の弟で大学3年生スポーツ万能    息を止めている間だけ透明になれる 龍斗 喫茶メモリーの常連さん自分を語らない    風を操る事が出来る 久美 舞香の幼馴染でモデルをやってる    時間を止める事が出来る 夏樹 店の噂を聞いて現れた男    人の記憶を覗く事が出来る 真崎 記憶を無くした少女、    夏樹の噂を聞き喫茶メモリーに現れた あらすじ 喫茶メモリーこの店で働いている、 奏と舞香と照久 この店は見た目はなんら変わらない ただの古びた喫茶店である。 たまにごく稀に過去に不思議な体験をしたものや超能力者と呼ばれる人達が現れる。 今日はどんなお客が現れるのでしょう。 1 喫茶メモリー ここは町の片隅にひっそりとある喫茶店、 ゆったりとしたジャズが流れる レトロな喫茶店だ 常連さんばかりだがいつも必ず人が居る。 カランコロンと入口の音と共に 元気よく女の子が入ってくる 奏『おはようございます。』 舞香『おはよう奏、    今日はいつもより早いわね』 奏『おはようございます舞香さん!   授業が早く終わったので、   少し勉強しようかなって。』 舞香『偉いね〜奏は 照のやつにも見習って欲しいよ』 奏『そんな、こと…   でも照久君は運動できるし、   私は凄く尊敬してますけどね!』 舞香『成績は比例してて、上手くなると    どんどん下がるんだから・・・ 姉としても困ったもんよ。』 奏『あははは…』 舞香『何か飲む?コーヒーで良いかな?』 奏『はい、あっブラックで大丈夫です。』 舞香『あれ?どうしたの? 大人ぶっちゃって珍しい〜』 奏『私も大学生3年生になったんで、   たまには挑戦してみようかなって』 舞香『一応砂糖とミルクも付けておくよ』 奏『・・・意地悪』 カランコロンとまた音が鳴る 次に入ってきたのは身長も高く 整った顔立ちの男の子照久である。 照久『ただいま〜』 舞香『おーなんだよ照、 眠そうにしてシャキッとしな』 奏『照久君おはよう』 照久『奏早いじゃん今日』 舞香『姉の事は無視か』 奏『たまには早く来て勉強しようかと』 舞香『奏ちゃんも無視か』 照久『姉貴五月蝿いんだけど。    にしても今日も暇そうだな』 舞香『今日は忙しくなるよ〜』 奏『そーなんですか?』 舞香『なんといっても今日はあの日だからね』 照久『あーなるほどね』 奏『私以外に初めてかも噂は聞いてるけど』 照久『そんな噂ほどじゃないさ楽しいもんよ』 舞香『さぁ私は準備始めないといけないから』 奏『はぁ〜い』 照久『俺も早めに入ろうかな』 奏『私は少し勉強したら入ります!』 舞香『ゆっくりしてていいからね〜』 奏『ありがとうございます!!』 奏の前に置かれるコーヒーの湯気が静かに空に 登っていく。 香りを嗅ぎながら一口飲む奏 奏『苦い…』
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