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篠沢 加奈子
4月7日生まれ。43歳。牡羊座、O型。
東京都目黒区自由ヶ丘出身、在住。
絢乃の母で篠沢家現当主、主婦(元中学校の英語教諭)。私立茗桜女子学院→私立大学(男女共学)卒。
身長160cm、体重48kg。靴のサイズ:23.5cm。視力:両目1.0。
趣味、特技:語学(主に英語)、料理、手芸、歌唱(ジャズ)、ジャズ鑑賞、お酒を嗜むこと、元教え子たちとの交流。
好きなもの:紅茶(ストレート)、お酒(主に好きなのはウィスキーなどの洋酒だが、わりと何でも飲む)、一人娘の絢乃。
一人称:「私」。
経歴:
明治時代から代々続く経営者一族、篠沢家の先代当主だった父・宗明と母・みどりの間に生を受け、のちに弟妹に恵まれなかったため、事実上の跡取り娘として育てられる。
「イヤなものはイヤ」というハッキリとした意思の持ち主で、父親からグループ総帥の後継者にと望まれていたがそれを断り(「自分は経営者になる器ではない」と思っていたからでもあった)、大学卒業後は公立の中学校で英語教諭として教鞭をとる。
絢乃と同じく私立茗桜女子学院の卒業生で、高等部在学中にアメリカ留学をしていたためネイティブな英語が話せる。ジャズミュージックが好きになったのもこの頃からだった。
25歳の時、父親の勧めで当時は篠沢商事営業部の社員だった井上源一と見合いをし、お互いにジャズが好きであることが分かり意気投合。半年後に源一を婿として迎え入れる形で結婚し、翌年に絢乃が誕生。夫婦関係は良好で、その2年後に第2子の妊娠が分かるが、仕事のストレスから流産してしまう。
その後体調を崩し、もう子供は諦めようということになり、夫婦で協力して一人娘となった絢乃を大事に育てる。
絢乃には後継者になる道を無理強いしたくないと思い、「あなたの思う道を進みなさい」と自由に育ててきたが、源一が父の後継として会長になった時に絢乃自身が「パパの後を継ぐのはわたし」と断言したことから、彼女の意思を尊重するようになった。
物語スタート時から5年前に心臓が悪かった母みどりが亡くなり、その精神的ショックから体調を崩した父宗明が会長を引退。その際、婿養子である源一が後継者となったことに不信感をあらわにする親族たちとの間に軋轢が生じるも、加奈子は次期当主として夫と娘を守っていこうと決意する。
その翌年に宗明も他界し、加奈子が当主となるが、あくまで自身が経営に関わる気はなく、よき妻・よき母であり続けた。
源一が末期ガンで亡くなると、可愛い一人娘である絢乃に頼まれて会長代行を務めることとなる。
絢乃には厳しく、でも愛情たっぷりに接する理想の母親。絢乃が桐島に初めての恋をしていると見抜き、また桐島の絢乃への想いも知り、二人の恋を見守ることに……。
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