置いてきぼり
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置いてきぼり
亜華はその夜、ゆうべのことを思い出していた。 しゃべっているうちに、いつの間にか眠ってしまった。 おやすみも、 おはようも、 …………言えなかった。 「永理のばか。」 亜華はゆうべ永理がいた辺りを、ばん!と叩いた。
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