僕は君に会いに行くよ

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「え、三つもあるの」  村上が驚いた声を出す。 「あるよ」  平然と答える宇津木に鈴木も身を乗り出す。 「スゲーな、カケル。天才か」  唇の左端だけひっぱりあげるようにして不遜な笑みを浮かべると自信たっぷりに言った。
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