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「久しぶりにハナちゃんに会ったんですよね？
ハナちゃん寂しがるんじゃ？」
これ以上この変な空気のまま暮らすのは嫌だと思い
断る方法を考える
「ハナは大丈夫だよ、いつでも会えるし」
「ででも、、、」
「カイはよくて俺はダメなの？」
「そう言うわけでは」
「ならよかった、麗奈明日も休みでしょ？
デートしようよ」
デート？なんて積極的な人なんだろ
助けを求めるようにカイを見るけど
先程と同じように俺は関係ないとばかりに
コーヒーをすする
なんなの？！
ちょっとくらい気にかけてくれてもいいのに
何故かカイに対してイライラした気持ちになり
「お兄さん！わかりました明日デート行きましょう」
デートの約束をした
「やったー！どこ行く？俺、遊園地行きたい」
え？遊園地？！
「私も遊園地行きたいです」
東京に来てから遊園地は行ってない
実家にいるときは弟たちとよく遊びに行っていた
思わず即答してしまい少し恥ずかしくなる
「遊園地好きなの？」
お兄さんに聞かれた
「はい、好きです」
「よーし決まりな」
そうして明日、一緒に遊園地へ行くことになった
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