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「大丈夫?」
気がつくとシンが私の上に
覆い被さる感じになっていて
心配そうに顔を覗き込んでいる
シンの顔が近くて
心臓がドクドクとうるさく鳴り出す
「ごっごめんなさいお兄さん!大丈夫です!
すみません」
恥ずかしくて動揺しまくっている私は
この状況をどうしたらいいのか分からず
シンの下でパニックになっていた
「はぁーー」
シンは大きなため息をついて見つめてくる
「麗奈!麗奈が悪いんだからね」
「え?」
何のことか考える余裕もないまま
顔が近づいてきて私の唇にシンの唇が
ソッとふれた
「?」
驚きで動けない私を見て
「可愛い」
そう言ってまた私の唇に触れる
何度も何度も角度を変えて
私の唇を堪能するシン
初めてのキスなのに
優しいキスに気持ちよくなってきて
抵抗することも忘れ、されるがままになっていた
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