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「俺がコイツに欲情することはない」
そう言い、また部屋へと戻って行った
なにそれ?感じ悪
最近は少し仲良くなってきたと思ってたのは
私だけだったの、、、
少し胸の奥がズキズキと傷むような気がしたが
気のせいだと自分に言い聞かせて
シンと中断していた夜ごはんを作り一緒に食べた
シンが作ってくれたご飯はとってもおいしかった
「ご馳走様でした!とってもおいしかった」
シンに伝えると
「どういたしまして」
食べ終えたお皿を重ねながら笑顔で言われる
「本当に料理得意なんだね」
「うん、小さな時から母親に教わってたから」
「そうなんだ!お母さん料理上手なんだね」
「昔、料理番組に出てたこともあるらしい」
「え?料理番組?本当に家族揃って有名人なの?」
前にハナちゃんが言ってたことを思い出す
韓国だと有名人って言ってたのを思い出し
お母さんもなんだと驚く
「母親は昔の話し、父親の方が有名かな?
日本でも麗奈のお母さん世代なら
知ってるんじゃない?」
「え?日本でも有名なの?」
「うーん、、、分かんない」
分かんないって、、、
「何をやってる人なの?」
素直に疑問に思ったことを聞く
カイのお父さんも同業者って言ってたし
黙り込み考え込んでるシンの返事を待っていると
「んーー、やっぱり内緒」
悩んだ挙句教えてもらえなかった
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