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「ハナ、うるさい」
どうしてここにいるのかを聞かれているのか
シンが説明をしている
「はぁ?駄目だよ、明日は、、、」
なんだか困った表情のシンが私の方をチラッと見る
「どうしたの?」
様子が変なので聞いてみる
「ハナが変わってって」
私の携帯を渋々返される
「もしもしハナちゃん?何かあったの?」
「麗奈ちゃん、明日私も一緒に行ってもいい?」
え?明日?
あっ遊園地か
「もちろんだよ!一緒に行こう」
返事をした後、シンが何故かソファの上で
項垂れていた
あとお兄ちゃんが泊まるなら
私もお泊まりしたいと
言われたので家の場所を教え
明日はここから3人で行くことになった
しばらくして携帯が鳴る
ハナちゃんだ
家の近くに着いたようなので
迎えに行こうと玄関へ行くとカイも
どこかに行こうとしていたのか部屋から出てきた
「どこか行くの?」
「あー麗奈は?」
「ハナちゃんも泊まることになったから
迎えに行くの」
「ハナ?あーシンの妹か」
リビングからシンも来て
「兄妹でお世話になります」
少しはぶてたような言い方で
シンがカイに向かって言うと
「ふんっ(笑)ごゆっくり」
カイは鼻で笑いながらシンに返す
何がおかしいのか分からなかったが
いつものカイに戻っていて
よかったと心の中でホッとする
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