7人が本棚に入れています
本棚に追加
そして、世界選手権の出場がかかる全国大会の前日。
「君と結婚をしたい」
突然、ジョセフが、私に告白してきた。
(やっぱり、言い出してきた)
そのとき、もう、私の心はもう決まっていた。
もうずっと前から、ジョセフの気持ちは分かっていたから。
多分、ジョセフも私の気持ちは分かっていて、どう答えるかは知っている。
私は顔が赤くなっていって、どこかに隠れたい気持ちで隠れ場所を探した。
でも、試合前の通路でそんな場所はどこにもなかった。
最初のコメントを投稿しよう!