本当の弱さとは

4/5
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/5ページ
泣くのをこらえながら、必死に書き進めた。 途中、あの教師Aにアドバイス(注意)を受けながらも完成させたものは、私にとって、発表したくない文となった。 他と違いすぎる。発表するのは私なのに… これじゃまるで、私が個性的な文を作ったみたいだ。ピエロのようだ。 ああそうか。 この教師Aは私に恥をかけというのか。 そうに違いない。でなきゃなぜ私にここまで強いる。他のにも同じようにしろよ。 なぜ私だけ。私はあんたを怒らせたか? 記憶にないな… ああほんと、死ねばいいのに。 そっちが、死なないなら、私が死にたい。 特に生きる意味も感じない。 恥をかくだけなら死にたい。 けど、自殺する勇気がない。 死ぬのは怖くない。けど痛いのは怖い。 だから死ねない。 ああ本当、この世界はクソだ。
/5ページ

最初のコメントを投稿しよう!