降り積もる
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足元にひっそりと開く穴の中。何かがいるのは分かっていた。 私はそれを確かめたくて、日がな穴へと想いの欠片を注ぎ入れ、待つ。 頭上にぽっかりと開く穴の上。何かがいるのは分かっていた。 私はそれを確かめたくて、日がな降り積もる思念の欠片を踏み固め、上る。 ついに、ついにいっぱいになる日まで。 日がな注ぎ入れ、踏み固め。 そしてようやく、積もりに積もった欠片のうえにあったものは、邂逅だった。
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