ケモノ探偵団と学校

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ある早朝、僕は急いで噂の探偵事務所に向かった。そして、チャイムを急いで押して、出てくるのを待った。すると、可愛いお姉さんが出てきて、「どうしたの?まあ中に入って。どうぞ。」と言って入れてくれた。そして、ソファーに座って待っていると、お姉さんが事務所の社長みたいな人を呼んでくれた。すると、「こんにちは、僕。どうしてここに来たんだい?」と言いながらソファーに座って紅茶を出してくれた。そして、僕はここに来た理由を話した。「僕がここに来た理由は学校が何かおかしいんです。みんなが倒れて運ばれたんだけど何日も目を覚まさないんだ。絶対何かがおかしいよ!」と僕は言った。すると、「どんな感じで倒れるんだい?」と社長さんに聞かれたので僕は、「なんていうか、魂が抜けたようになってそれから、倒れるんです。」と言った。社長さんが「ふむふむ」と言いながらメモを取っている。すると、急に社長さんが「事情は分かった。今夜、一緒に学校に行こう。」と言い出した。そして、夜になって、学校で待っていると、社長さんと猫が来た。でも、その猫は目の色が両方とも違って右目が青、左目は緑でとても綺麗だった。その猫に見惚れていると社長さんが急に「さあ、行くよ!」と大きな声で言い出した。そして、学校の門を開けて潜入し、校舎の中に入った。すると、僕のクラスに近づいていくうちにヒンヤリしていった。そして、僕のクラスの前にいる頃にはとても肌寒くなっていた。そして、教室に入ろうとドアを開けようとすると、中に何かうごめいていた。すると、社長さんが「そういえば、僕の名前を言い忘れていたね。僕の名前は大神 神屋(おおかみ しんや)だよ。覚えておいてね。」と自己紹介をした。そのあと、教室の中に入って、うごめいているものを見ると魂と遊んでる女の人がいた。そのとき、魂と遊んでいた女の人が僕たちに気づいたのか、こっちに来る。僕は怖くなった。ふと横を見ると大神さんはボーとしていた。そのとたん、こっちに来ていた女の人が大神さんを襲った。でも、大神さんは何ともなっていない。そのとき、大神さんが女の人を抱きしめた。抱きしめながらこう言った。「もう大丈夫。落ち着いて。あなたの子供さんは元気だよ。安心して。」すると、女の人が泣きながら、よかった。よかった。と言いながら、すーと消えていった。そして、魂も一緒にいなくなってしまった。そして、学校を出て、探偵事務所に帰ってきた時に僕はこう聞いた。「どうして、あの人は学校に来ていたのでしょうか?」すると、大神さんが「あの人は、昔に子供さんと一緒に買い物をしていた時に事故に遭って、子供さんだけ助かって、あの人は亡くなってしまったのさ。だけど、子供さんが気になってしょうがなかったのだろうな。それで、子供さんが通っていた学校に来てしまったのさ。でも、子供さんは当然居ないし、寂しくなって子供たちの魂と遊んでたんだよ。」と説明してくれた。そのあと、僕は家に帰って寝ようとすると、頭が痛くなり、魂が抜けたように倒れてしまった。目を覚ますとそこは大神さんがいる探偵事務所にいた。身体を起こしていると大神さんが二階から降りてきた。そのあと、「ごめんね〜。手荒な真似をして…。でも、君に用があるんだ。その用はね、君を、僕の弟子にしたいんだけど。いいかな?」と聞いてきた。僕は「えっと、何をするんですか?」と質問を質問で返した。質問を質問で返すのは流石にダメだったかな。でも、大神さんは「事件を解決するだけだよ。」と軽く返してきた。僕は「うーん、どうしよう。まあいっかやっても。」と言うと、大神さんが「ありがとう。あと、僕の弟子になってくれたから、僕たちの本当の姿を見せてあげないとね。」と言ったとたん、霧が出てきた。そして、大神さんを見るとケモノの姿をした狼だった。すると、大神さんが「これが僕たちの本当の姿だよ。この姿にちなんでここの探偵事務所の名前はケモノ探偵団って名前。その名の通りケモノが人間に化けてしている探偵事務所。そして、君を僕の弟子にしたい理由でもあるんだ。ここの探偵事務所はみんながケモノだから、人間がいないから君が頼りなんだよね。」と言った。僕は嬉しかった。そして、大神さんが「今日の仕事は終わりお疲れ様。」と言ったので僕は今度こそ家に帰った。僕はこの日から探偵団の一員になった。 明日も事件は続く!
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