第二詩集 二月の河
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第二詩集 二月の河
二月の河は冷たく 暗く寂寞の空は よどんだ雲に覆われ 人の心を暗澹とさせる 静寂は 陰気な魔の
刻
(
とき
)
となって流れる 凍える不自由な手で やっと開いた手帳のカレンダー 二月の横に ハッキリと三月の暦を見る 暦には 桜の花びらの芳香 春の光 凍える手で再び閉じる一冊の手帳には 近づく希望の暦が収められている
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