【登場人物】

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【登場人物】

  登場人物  バロンギア帝国 シュロス月光軍団  フィデス・ステンマルク 副隊長     ナンリ   部隊長 フィデスの部下  フラーベル 副隊長 文官   トリル、マギー、パテリア 隊員  スミレ・アルタクイン 東部州都軍務部所属    ミユウ 州都軍務部 スミレの部下  ササラ 図書館員        ニコレット・モントゥー 元ローズ騎士団文官  ルーラント公国 カッセル守備隊  アリス 隊長    カエデ 副隊長  ベルネ、スターチ、リーナ 隊員  レイチェル、マーゴット、クーラ 隊員  ロッティー 城砦監督  エリオット メイド長    マリア・ミトラス ルーラント公国第七王女   アンナ 王女のお付き  レモン メイド  エルダ 前司令官(故人)  マルシアス・ハウザー 新任の司令官    ラウトリッジ ロムスタン城砦領主  ニミュエ   参謀  グリア共和国 女神戦隊  アンジェリカ・ノーマン 隊長    ケイニー 参謀  シェリー  副将   リンネル 参謀補佐官  サクラ  部隊長  ナーニャ 隊員    フェルナンド 城砦、レンガの研究者  ジェイン 警備員  CZ46    ここまでのあらすじ(第一巻から)  XX歴1450年ごろ、大陸ではバロンギア帝国が勢力を拡大し、隣国の小国、ルーラント公国は国境を引いて守りを固めていました。  ルーラント公国カッセル守備隊の隊員レイチェルは変身能力があり、指揮官のエルダも身体に秘密を抱えていました。  バロンギア帝国のシュロス月光軍団とルーラント公国カッセル守備隊が一戦を交え、この戦いではレイチェルの変身能力を利用した守備隊が勝利を収めました。守備隊のエルダは月光軍団の副隊長フィデスを捕虜にし、二人は互いに惹かれ愛し合う仲になりました。  一方、月光軍団は大敗してシュロスの城砦へ退却を余儀なくされ、そこへ帝国の王宮からローズ騎士団がやってきました。ところがローズ騎士団は山賊に襲われ、惨めな姿でシュロスにたどり着きます。騎士団のビビアン・ローラはこれに怒って月光軍団のナンリやフィデスを監禁、投獄してしまいました。州都軍務部のスミレやミユウも騎士団を止めることはできなかったのです。そして騎士団はカッセル守備隊と決着を付けようとします。  ローズ騎士団はカッセル守備隊の奇襲攻撃によって、いったんは降伏したものの、フィデスを人間爆弾に仕立てて反撃に出ました。それを見て守備隊のエルダが助けにきたのですが、爆弾を抱えたレイチェルは木っ端微塵に吹き飛んでしまいました。ローラはエルダを襲って殺害しました。ところが、エルダの機械仕掛けの身体から発射された稲妻に撃たれます。なおも騎士団はバロンギア帝国皇帝旗を持ち出して守備隊を威圧しました。そこへカッセル守備隊のマリアお嬢様が現れ、実はルーラント公国の第七王女であると明かしたのでした。  これによって騎士団はやむなく王宮へ引き揚げることになったのですが、スミレは騎士団のローラを州都へ連れて行くと見せかけて殺害すしました。こうしてシュロスの城砦は騎士団の手から解放されました。  月光軍団のフィデスは残されたエルダの右手を抱きしめるのでした。  第四巻 シュロスの異邦人(前)はカッセルの城砦に新司令官が赴任するところから始まります。そして物語の舞台は過去から現代に移ります。城砦やレンガの研究をしているフェルナンドは遺跡から発掘された不思議なレンガの存在を知りました。  ある夜、フェルナンドの研究室に女が訪れて・・・
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