プロローグ

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プロローグ

カランカラン♪ 軽やかな鈴の音が「物語亭」に響いた。店に入ってきたのは11,2才ぐらいの少女。 「やっほー!瑠花(るか)!おひさ〜」 少女な店の奥に向けて元気な声を出した。 「久しぶりのお客様ね」 瑠花と呼ばれた少女はそう呟きながら店の奥からひょっこり姿を現した。 見た目的には15,6才くらいでストレートな髪が腰あたりまで伸びている。ぶっちゃけかなりの美人だ。 店内に入ってきた少女がカウンター席につくと、手帳を持った瑠花が少女の目の前に立った。 「お客様、いらっしゃいませ。本日はどの物語にしますか?ホラー、恋愛、なんでもございますよ。」 すると、少女は壁に貼ってある紙を指さした。 『新しい話入荷しました』 「あれがいい!」 「かしこまりました。少々お待ちください」 そういい瑠花は手帳をめくり出した。しばらくして、 「ありました…これですね」 瑠花は少女の前に手帳を広げた。
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