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あるとき、しんしん、と雪が降ってきた。
雪は、溶けないままに大地に降り立ち、そのまま、あっという間に、景色が白く染まっていく。
「さて。雪かきをするぞ」
との声掛けに答え、僕らはシャベルを持って、積もった雪をすくっては積み上げていく。
みんなでせっせと雪かきをしていると、雪がやんだ。
ほっとして、僕たちは、雪で作ったかまくらに入った。
一日中、雪かきをして疲れたらしい。
気づいたら僕たちは、すやすやと寝入ってしまっていた。
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