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「のわぁ〜…」
日直日誌を書き終え周りを見るとクラスメイト達の姿は無く、夕暮れが迫る教室に一人残されていることに気がついて丸田里奈は机に突っ伏しながらため息とも雄叫びとも取れる謎の声を出した。
「美紀ちゃん一緒に帰ろうって言ってたのに…帰っちゃうんだもんなぁ」
ちょっとした相談事があって帰り道で話を聞いてもらおうとしたけど、日誌を書くのを忘れて二十分程居残りしてた自分が悪いので「今日は諦めて、明日にするか」と日誌を提出し廊下に出たところ後ろから声をかけられた。
「まる〜、お疲れ」
「あ、美紀待っててくれたの?」
「うん、ちょっと他の用事もあったし、わたしも話したいことあるんだ」
「へ〜そうなの?」
自分から話す
https://estar.jp/novels/25934734/viewer?page=5
相手の話を聞く
https://estar.jp/novels/25934734/viewer?page=2
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