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後は。
「おう! ようやく俺達を呼んでくれたな! 別の世界と言えども平和な世の中が脅かされていくのを、黙ってみていられるわけがない! レジスタンスの底力みせてやる!」
古びたジャンクパーツを継ぎ合わせて武装したような集団も、機械スーツみたいなのを身にまとって、戦いに加わっていったりしていた。
で、極めつけに校長先生は、どこから取り出したのかなぜか大きな大剣を持っている。
普段の姿、よぼよぼした足取りで廊下を歩いている時とは全然違った。
背筋はぴんと伸びて、足取りもしっかりしていた。
おだやかを通り越して気弱そうな光を宿していた瞳には、今は強い光が満ちている。
、そんな校長は、体になんかキラキラしたオーラをまとわせる。
すると、すぐに筋肉ムキムキになっていった。
校長はそこに集った仲間っぽい人達に向けて、大声を放った。
マイク無しじゃ体育館の向こう側まで到底届かないような普段の声量とは全然違う。
「お前達、よく来てくれたな! また共に戦えて嬉しいぞ。よし、力を合わせて敵に立ち向かおう!」
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