2023.08.06 体調なのか、そういう時期なのかしら

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2023.08.06 体調なのか、そういう時期なのかしら

もともとアレルギーが強い体質なんですよ。 以前、火が通り切ってない冷凍エビを食べちゃって、アナフィラキシー起こして緊急入院した経験もあり、切迫流産で3ヶ月入院してたときに消毒用のイソジンでかぶれたり、降圧剤のジェネリックでじんましん出たり、強い紫外線で赤み、かゆみと小さな水脹れが出まくり、食器用の洗剤や殺菌性の高いハンドソープでも皮膚がかゆくなって水脹れが出て、ボロボロ剥けることが起こったりするんです。 油断してたんですかね。 ここ最近、左耳の閉塞感がひどくて聞こえも悪く、右耳も痛くなってきたので耳鼻科に行ったんです。 そうしたら「鼓膜はきれいです。だけど鼻と喉に軽い炎症があるので、風邪が原因でしょう」とのこと。 薬が出て、薬剤師に「ジェネリックいかがですか」と言われて、ちょっと悩んで、つい「お願いします」と言ってしまったのが運の尽き。 その晩から薬疹がバッチリ出ました。 左足先にかゆみと水脹れ、左首の後ろにかなり強い赤みとかぶれ。 「たぶん、問題は基剤じゃないかな」と娘にいわれて、「あー……」と納得しましたよ。 しかも3種類同時に服薬していたから、どれが悪いのかわからない。 薬剤師に聞いたら、変更した薬剤は破棄してもらうしかない、新しくジェネリックでない薬が欲しければもう一度診察してもらって出してもらうしかない、といわれて、愕然としましたね。 なんという……なんという二度手間……。 だからジェネリックは大嫌いなんだよ!!!(自分が悪い) そしてどういうわけか、左目の白目が真っ赤に充血し、結膜がぶよぶよの水脹れ状態に。泣きっ面に蜂とはこのことだよ! これはダメだ、とハードコンタクトレンズの装用を中止、かかりつけで診てもらうハメになりました。 渋谷にある円錐角膜専門の眼科へ行き、無事、左目のコンタクト禁止令が出ました。 また片目生活だよ……。しかも今回は、見えないほうの右目での生活。 わたしの円錐角膜の症状は左目が軽く、裸眼(眼鏡では度が出ない)で10センチまで近づければなんとか文字が見えるくらい。(小泉八雲みたい) しかも左目の水晶体に歪みと濁りがあって、中央が見づらいため無意識に視点がズレるという……。 右目は、裸眼だと、障がい者レベルでほぼ視力ゼロです。ものの判別はつかないけど色彩で区別はつくかな、というていど。 なので、左目のほうが見やすく、ふだんはこちらでものを見ているんですけど、立体制作しているうちにわかってきたんですが、たぶん利き目は右目なんですね。 おかげで無意識下のストレスが半端ないらしいです。 自分のことながら、表面上はふつうなんですけど、意識下で強迫観念になってるらしく、寝入りばなに思考が混乱して死にそうになって、パニック起こして悲鳴上げたり、飛び起きたりするんですよ。 あの恐怖感はなんとも言えんですね。幻覚なのに、体感はホンモノなので困るんですよ。落ち着いてから、思い返せばあり得ないとわかるのに。 そんなこんなで、右目を中心に視界情報を得て生活するのはめっちゃしんどかったです。慣れてないから。 右目だけの生活を1週間続け、昨日ようやく終わりを迎えました。 念願の両目生活! おかえり、立体感のある世界!!! めでたい! と思ってたら。 その夕方に夫が、お犬に噛まれました。 おぉう……。 可愛いお顔で近づいてきたから、手を差し出したらガッとやられたらしい。 和犬ちゃんだったし、あの子たちはご主人に忠実な犬種ですからね。 おまけにウチの犬は和犬と相性が悪くて、おそらく夫が直前まで触っていたものだから、我が家の犬のにおいがその和犬ちゃんのお気に召さなかったんじゃないかな。 夫はといえばはじめてと言っていい経験(噛まれたショック)と、傷口をあらったとたんあふれて止まらない動揺で、ボタボタ血を滴らせながら洗面所と台所を右往左往するもんだから、こっちまで慌ててしまって。 すこし確認したところ、おそらく犬歯が刺さった状態で手を引いたらしく、親指の外側、第一関節から爪のきわにそって、ざっくりいってしまってる。 まだ若い個体なので、犬歯も尖ってたんでしょうね。 ふだん夫は動じない温厚な性格なんですけど、異常な興奮状態で手が震えてるし、そこそこ傷口の範囲が広く、圧迫しても止血できず手を離すとふたたび、どばーと血が出てくる状態なので、あーこれはまずい、と土曜の夜間で見てもらえる病院をさがすことになりました。 救急のある大きな病院にかけたら外科の医師がいなくて診れないから、これから伝える電話番号へかけて調べてもらってください、との返答。 そこにかけたら口頭での質問事項に答える判定を受けて、やはりいますぐ外科で診てもらったほうがいいとなり、ふたつの病院を紹介してもらえました。 近いほうの病院に電話したら受け入れてもらえるとのことなので、タオルで傷口を包んで、押さえたままタクシーに乗り、二駅先の夜間診療の病院へ。 救急車優先になります、といわれて「けっこう待たされるかも」と覚悟してましたが、順調に破傷風の注射を打ってもらい、流水で傷口を自分で洗い、止血の薬を裂けた部位に挟んでもらい、包帯巻いてもらって抗生物質と痛み止めを受け取って、出発してから2時間半で帰宅しました。 しかも、帰りは電車と徒歩でした。 破傷風の注射は3回打たなくてはいけないらしく、残り2回を1ヶ月たったら外科に打ちにいかなくてはいけないそうです。 「俺、入院になるのかな……」というもんだから、「さすがにこのご時世、歩いて帰れといわれるよ」と返したんですけど、内心本気だったみたい。(;´д`) 男性はふだん健康でインドア派とくれば、血を見る機会がないですからね。 出血を見た時点で狼狽しまくってたらしいです。 テンションおかしかったですからね。ふだんやらないような判断ミスしてたし。 いやーあのていどの出血じゃ死なないよ!!! 感染症が怖いと思ったから、病院に行きましたけどね。あんなに血が出なければ、たぶん月曜日までようすを見たと思います。 動物好きの自身の体験からすれば、犬にはなんども噛まれて出血とか珍しいものでもなくて、あれくらいなら傷口としては大したことはないとも思えたんですが……、ついつい夫の感情につられましたね。 反省しなくては。 和犬ちゃんの飼い主さまからはものすごく丁寧な謝罪をしていただいて、むしろこちらのほうが申し訳なくなるほどでした。 この年齢になっても、知らないことってあるものですね。 病院にかかる原因が自分自身の行動でない場合、つまり今回のように他家のお犬に噛まれた場合、診察代が他家の負担になるらしいんですよ。 そうなると、自分の健康保険が使えない。 一旦、自費負担で支払う必要があるんです。 今回、「可愛いね〜」と手を出したのは夫なので、もちろん自分で負担するんですけど、その場合、健康保険証を発行している会社側と応相談になるんですって。 なので、出社時に対応部署に問い合わせて、出してもらえそうなら週末に自費分を保険分に清算することになるそうです。 ダメなら全額負担。 それでも思ったよりはかからなかったので、家族で一回飲みにいったくらいの出費におさまりそうです。 はーやれやれ。 大変でしたけど、この程度ですんでよかったです。 ちなみにわたしの薬疹のほうは、薬をやめたらすぐ治りました。 ただ、耳の症状がぶり返してるので、また耳鼻科にかからないとダメかも。 本当にマジで聞こえなくてね……耳の遠いおバァちゃんかよ、何回聞き返すんだって感じ。 また医者に行かないといけないのか……気が重いわ……。
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