2024.05.22 創作のやる気、方向性の違い

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2024.05.22 創作のやる気、方向性の違い

最近、なんとなーく感じるようになったんですけど、小説界隈って大体2〜3年で新旧が入れ替わる印象。 2年目入ったあたりから、いくらやっても読者がついてこない、もしくは自分の創作の限界を感じると言った理由で更新が止まって、いつのまにか戻ってこなくなるひとが出てくる。 そりゃー簡単じゃないもんねぇ……ものすんごい意気込んではじめたものの、思うように反応がもらえなくて腐る気持ちはよくわかる。 上手いひとは上手いからね、どう転んでも真似はできないくらい。 しかも、プロでもないのにそういった高レベルの方々がぞろぞろ存在するからね。 続けようと思うなら、ただひたすら自分の好きな世界をつきつめて、愛してもらえるひとだけがついて来てくれればいいと思えなければ、やってはいけないですよ。 そのあたりをデザフェスでもしっかりと自覚して帰って来ました。 続けるかどうかは、自分がやっていることが楽しいかどうかですね。 正直に言えば、デザフェスの準備、大変なんですよ。 しかも、自分一人ばかり減ったところで、なんの変化もないのも思い知ってるわけです。 でもね……あの空間、出展される作家様、その創作意欲の高さ、お人柄にふれるとですね、あぁこれはやめてよいのか、後悔しないか、と自問しちゃったんです。 創作というかたちで世の中にかかわる空間で、リアルにほかの創作者さんと交流できるのは貴重な機会ですからね……。 昔からひとつの界隈に収まらない(小説・漫画・デザイン・立体造形・編みぐるみ・フィギュア・雑貨づくり、etc…)活動をしてきたので、そこそこの品質には至ってるんですが、移り気なのがたたって、なにひとつ大成するのは不可能。 いいんだよ、気晴らしだし。好きなひとが気に入ってくれればそれでいい。 なんてことを考えながら、本日は球体関節人形の教室だったわけです。 先生もデザフェスに行く予定だったそうなんですが、娘さんの体調不良で断念されていて、「デザフェスへ行った」と報告したら「いいなぁ〜✨」とおっしゃってました。 情報交換しつつ、「ぼちぼち引退しようかと考えてたんです」なんて告白したんですよね。 準備は大変だし、出展当日は体力削られてそれこそ瀕死になるし、年齢的に厳しくなってきたし……なんて言ってたら「まだ引退には早いよー!」って言っていただいたりして。 たしかになぁ。作るのは楽しいんだよなぁ。 じゃあ、作るための素材を決めなくてはならないんだけど、これがまたかなり複雑な要因があって難しいんです。 有機溶剤が関わるFRPは、お面や動物のヘッドシェルを作るのに非常にベスト素材なんですけど、命を削るリスクが高すぎるので却下。 (下手な装備では癌になるし、自宅でやるには危険素材。アトリエ構えて、排気処理と完全防備の防毒・粉塵マスクが必要) 安全素材で、複数を複製するには素材選びをどうするか。 販売に向くレベルで作成するにはいろいろ難しいんですよ。 お面といいつつも、顎の関節が動くようにしたいですから、あるていどの柔軟性と堅牢さが必要。 木の粘土(ウッドフォルモ)をお面に使うのはどうですかね、と先生に聞いてみたら、収縮がキツくてひび割れが出ると教えてもらいました。 樹脂粘土を混ぜればもしかしたら良い感じになるかもしれないけど、配分量を自分で見つけないといけない。むむむ。 革を使って型取りするのもいけるかも、とのアドバイスをいただきましたが、いかんせんお面だからね……湿気と汗はつきものなので、水分がつくとヨレヨレに💦 皮革もいい素材で、ヌメ革も大量に自宅にあるので、候補にはしてるんだけど、型取り素材には心許ないかな……。 なにかいい素材ありませんかねぇ……と相談していたら、ある意外な素材を先生に教えていただきました。 ロシアの創作人形作家さんが使っていた素材(ロシアではメジャーな製作方法らしい)で、どこでも手に入る安全な素材。 目から鱗でしたねぇ。 こんな素材で、フィギュア造形できるんだ!って。 やはり経験による知識ってすごい。 たぶん国内でやっていない方法なので、制作方法として試してみる価値アリです! まずは素材を入手しなくては。 あと、型になる造形をしあげなくてはいけない。 うまくいくかは、一度やってみないとわからないですけど。 デザフェスは申し込んだからといって、抽選で落とされる可能性もあるので出られるかどうかわからないんですけど、運試しに次回から申し込んでみようと思ってます。 なんだかとても楽しくなってきました。 同時進行で、「奇石婚」も完結まで励みます。 若い頃から作業の同時進行は常だった(意外にそのほうが進みがよかったりする)ので、意外にそのほうがいい影響となればいいな……。 がんばります!!! と、教室の帰り道にいつもの宮益 御嶽神社に参拝して、決意表明をしてきました。 それから、狛犬様であるおいぬさまのお顔もバッチリ撮影して来ました! ed2be43d-cfbb-44ca-8547-94f495463bac ff1adc70-6a52-4ac7-aad6-2dd68b43a51a bbd662d2-bac9-4225-8458-c485c0293748 e92f208c-2b9e-4e86-aeb6-4070b3b63de8 2b173f5b-c909-42cf-970f-3fbb0ddd87c5 2fbab485-82e6-4631-b34d-37956049ec09 お面を作るための参考資料として、撮影して来ました。 いい表情が作れるといいな💕
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