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宮島って神仏習合なんですね。
厳島神社が有名だけど、実は高台の一番上に立派なお寺、大聖院があります。
すごく見応えがありました。
お寺の地下が真っ暗な空間になっていて、薄ぼんやりと色ガラス製の仏画(レリーフ)が美しい色合いで光っていて、心穏やかに己と向き合う趣旨となっているんだけど……まるで迷路。
真っ暗。
先がまったく見えない。
お寺だと知らなかったら、アトラクションみたいなドキドキ感💦 (下衆い)
お化け屋敷みたいに驚かすスタッフがいないぶん、安心していられるけど、仏様の発光以外が暗黒で、なにがいるか、先がどうなっているかがわからなくてけっこう怖い。
夫が率先して、先頭に立って歩いて「腕につかまってて」って言うんだよ。
え、なに?
どしたん、今日。ʕʘ‿ʘʔ ???
無事に一周して出てきたら、「面白かった、もう一周したいくらい」っていうから「もう一回行ってもいいよ」って言ったら、「もういい」。
いいんかい!!!(心のツッコミ)
干支ごとの鈴の音を聞いたり、お寺のなかに展示されている絵画を見たり。
外の石仏だけでなく、建物のなかに安置されている仏さまの数もすごい。
閻魔さまもおられました。
一箇所で、これだけの仏さまを見るのは初めてかも。
石仏のお顔って、彫った方の個性が出るんだよなぁ。
お寺だからね……水子供養の仏様もいらしてね。
お水をかけさせていただきながら、切迫で早産してお空に還ってしまった次女のことを思い出して、ちょっと泣きそうになっちゃった。
夫に頭撫でてもらった。
人工の霧を定期的に発生させて、数多のお地蔵さまが並ぶさまは現実とは思えない光景でもありました。
美しいお顔のお姿。
壮観です。
皆、赤い編み帽子? をかぶってますね。
幻想的。
山から下ってきて、厳島神社傍らの小高い場所に鎮座する千畳閣へ。
そこそこ長い階段を上がります。
広いんだけど、それなりに痛みが見える……。
拝観料は100円でした。
午後4時までなので、時間ギリギリ。
高台にあるので、拝観者はのんびり外を眺めてました。
板の間に寝てる人もいた💦
天井には鳩よけと思われるネットが張られてました。
しかし、紫外線バリバリで、内部に設置されてる日本画とかかなり日焼けしてる。
有名な絵師じゃないのかな。
近年に描かれたもの? なのかしら。
なにが書いてあるのかわからないものも多くて、ちょっと気になっちゃった。
続くよ →
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