あたまのなかのアウトプット計画

狼の狛犬がいる、神社巡りしていて作りたくなりました。

狼型の狛犬がいる神社が、日本国内にあるんです。
有名なのは栃木県秩父にある三峯神社ですね。

こちら↓は三峯神社の奥宮におられる狼さま。

神社の狼を、大口真神（おおぐちまかみ）といいます。

狛犬は阿と吽の型がありまして。
日本大百科全書(ニッポニカ)「阿吽」の解説によりますと、

以下引用
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神社の狛犬(こまいぬ)（高麗犬の意）などで、向かって右が口を開き、左が口を閉じているのは、阿吽を表す。
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だそうです。

自分でも作ってみたくなりました。

阿形と吽形を作りました。

ここまで持ってくるのに二年くらいかかってるはず…本当に毎度遅作。
作りたいものはたくさんあるのになぁ。

石粉粘土で型となるものを製作、シリコンで型抜きして、ジェスモナイト（https://jesmonite.jp/）という新素材で複製し、色付けしてから、ひとつひとつ組んでいます。

二箇所が球体関節になっています。
丸ゴムで引いて繋いでいるので、首は上下左右、尻尾は根元のところで180°回転させることができます。

人形で使われるグラスアイ（追視型の方式）を利用して、どこから写真を撮っても視点が追ってくるように作ってあります。

形状が気に入っているので、また増産したいですね…。

ちなみに、この子たちはちょっとした賞をいただいて、上野の東京都美術館で展示されました。
一部は里子に出て、別の方々に可愛がられています。
持ち主さまをしっかり御護りするんだよー！