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一緒に沖縄旅行にでかけた。
すごく楽しかった。
宿泊したザ・ブセナテラスは、それはもう豪華で、素敵なリゾートホテルだった。
そこでプロポーズを受けた。
彼の自宅へ挨拶に行った。
お祖母さんがとても温かく接してくれて、すっと家族のなかに招き入れてくれたように感じた。
ご両親にご挨拶したら、お義父さんになぜか宗教を問われた。
両親が墓を持っているからそこの宗派ではありますけど、特にどこという特別はありません、と答えた気がする。(親族が某宗派のため、帰依がないか確認だけはしたかったらしい)
結婚が決まった時に、ふたりでオーネットの退会をしに行った。
彼は入会して半年経ってなかったので、お祝い金として会費の返金があったと記憶している。
彼の担当アドバイザーに報告したら、結婚式に参加しましょうか、と申し出を受けた。どうやら、ぜひ出てほしい、という会員もいるらしい。
招待客の数もかなりいたし、結婚相談所を通じて出会ったとは公言しにくくて、せっかくだけど丁重にお断りした。
彼が勤めていた会社から、福利厚生の一環として結婚祝いにホットプレートをもらった。
みっつの選択肢があって、使い勝手がいいからと選んだ気がする。
そのホットプレートも20年使ったある晩、いざお好み焼きを!と準備万端で通電したら、突然接続部が焦げ出してお亡くなりになってしまった。
慌てて夜の7時に車で家電量販店行って、ちょうどコロナ禍に入ったころで家族料理が流行っていたのか人気商品が品切れになっていて、次に売れ筋だったホットプレートを購入した思い出。
2021年の年末に冷蔵庫が力尽きて保冷しなくなってしまったのを最後に、新婚当初に購入した家電はすべて交換となって、現在は結婚してから買い直した新しいものとなった。
結婚式まで半年先となってアパートを決め、彼がひとりでしばらく暮らしていた。
じつはすぐにでも籍を入れろ、と母がうるさくて、いいよ、という彼の二つ返事で一緒に暮らしてもいないのに、結婚式の3ヶ月前に入籍した経緯がある。
とにかく、ずうっと言い聞かされてきた話がある。
母の同僚でもあった、友人の話だ。
その友人の結婚が決まって、お相手の男性は小学校の先生だったと言う。
当時は、ご時世的にいろいろ緩々だった。
今でこそ家庭訪問なんてものはなくなり、先生が家を確認してチャイムを鳴らして在宅を確認したら帰る、という形式になっているけれど。
50年ほど前は、一軒一軒回って、お茶とお茶菓子が出て、30分から1時間ほど家族と談笑するのが当たり前だった時代があったのだ。
しかも、飲酒運転も当たり前の時代だったので、回った家庭の先でビールをすすめられてしまい、アルコールを口にした状態でバイクに乗り、次の家に向かおうとした道すがら、電柱に衝突して亡くなってしまったのだった。
友人はまだ籍を入れてなかったから、と母は何度も私に話した。
あの時、籍を入れていたら。
その友人は、その後ずっと独身を貫かれて近年傘寿を迎えられた。
うーん。
正直ね、なんで私たちがその無念を晴らさなければならんのか、わからんようなわかるような……別にいいけど。
素直に親の言いつけを守った自分も、なんなん?って言えばそうなんだけども。
よくも、彼のご両親がなんとも言わなかったもんだなあ、と今にして思う。(なんで?と思ってたかもしれないけど)
式を挙げて、一緒に暮らし始めた頃、夫に言われたのね。
どうも私が遠慮しているように感じたらしい。
「喧嘩したって、きみのこと嫌いにならないよ」
その言葉に、すごく安堵したのを覚えている。
今ではたまーに怒鳴り合いの喧嘩して犬が怯えることもあるけど(⌒-⌒; )、翌日には仲直りして仲良くやってます。
「おかあさん(私)が趣味」と公言して憚らん夫であります。
色々あったけど、夫と出会ってからのほうが自由にさせてもらっている。
次女が生まれて1ヶ月でお空に還ってしまったときも、時間をかけて乗り越えることができたのは、そばにいてくれたのが夫だったからだと心から感謝している。
いつも優しく誠実に、私を人間扱いしてくれてありがとう。
✳︎ ✳︎ ✳︎
そうだ、最後にひとつだけ白状しときます。
実は、もうひとつの結婚相談所(ツヴァイ)はオーネットを退会してからも、しばらく放置してました。
もし、また破談になったら、と不安だったのよ。
用心して、万が一の対処法を残しておきたかったんだよね。夫とお付き合いをはじめた頃に活動休止届を出していたので在籍だけしてた状態だったし、さすがに入籍前には退会したけど。
黙ってて、ごめんねごめんね〜 (・ω≦) テヘペロ
おしまいっ!!!
最後に。
『嘘松』のネットミーム(⁈)をいただく前に、おまけ画像(証拠写真?)を載せとこうかなと。
次ページに続く。
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