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気づけば時間が迫っている。!(◎_◎;)
慌てて移動。
毎日祭に昇殿参拝するために、本殿に足を踏み入れます。
すごく緊張しました。
下の写真は2021年12月のもの。
毎日祭が行われる間、おいぬさま背後に見える本殿に大口真神のご神像が納められています。
そして、この期間はここの通路部分が黒布で覆われていたため、この青銅製の大口真神像も見ることができなくなっていました。
ここの大口真神像は、阿形吽形ともに曲線が美しいおいぬさまです。
今回は拝見できなくて、ちょっと残念です。
本殿の参拝は、とにかく滅多に体験できない体験と奥宮におられるおいぬさま三体(三柱と記載すべき?)、さらに本殿内におられるおいぬさまを間近に拝見させていただけたので、ものすごく有意義で幸せな時間でした。
本来、奧宮に納められている時は 御簾が下りているそうで、神職の方でも足元しか拝見できないそうなんです。
それが12年に一度、式年祭の間だけは全身を拝める、稀少な機会なのです。
毎日祭の最終に、お姿を拝見したのですが(夫は恐れ多くて、ガン見できないと言ってましたが)、中央に大きくて凛々しい金色のおいぬさま、両を挟むように半分ほどの大きさのおいぬさまがおられ、左が白、右が黒、横向きに配置されていた記憶。
すみません、めちゃくちゃガン見しました。(20秒くらい?)
10メートルくらい離れていて、目が悪いから細かいところはよく見えなかったんですけど。
こんな感じに見えました。
たぶん。おそらく。
撮影はご遠慮くださいとおっしゃられていたので、目に焼き付けたかった……すばらしかった……でも10メートルほど離れていたので、詳細は見られなかった……もっと見ていたかった……はぁぁぁぁ……。
なのに、数日経って思い返すと、なんだか……あまりにあやふやで情けない。
ってか、いつのまにか勝手に記憶が改竄されてたらどうしよう。(^◇^;)
違うよ、こうだったよ、という方がいらしたらどうか教えてください。
本殿内のおいぬさまは、SNS禁止で個人保管であればと撮影させていただけたので、ひたすら感嘆して堪能しまくってきました。
本殿内のおいぬさまは木製で、大きさは1メートル20センチほどの体高だったかな。
細かく毛並みが筋彫りされていました。垂れ耳の、丸い両眼が可愛らしい、流麗な印象の造形でした。
左には下腹部に形状が認められ、向かって左側の吽形が雄、右側にはなかったので阿形が雌のようです。
台座の制作年は1962年。ということはつまり、還暦を迎えたばかりということなので案外、お若いおいぬさまでしたね。
壁画や天井画も素晴らしかった。天井画の図案、すごく好みだったので、撮影してくれば良かったと今となって後悔しているところです。
国内の狼を祀る、神社のおいぬさま石像の写真展を拝見。
静岡の造形が好みだったので、いずれ参拝しに出かけるかもしれません。
参拝終了後、本殿の裏手にの大口真神社にも参拝しました。
左手の岩の合間においぬさまがおられます。
正面(中央、石碑の間)
右側面(中央、木の前)
大口真神社(2021年12月撮影)
写真の文字が小さいので、文章にて書き記します。
御祭神 大口真神(ご神狗・おいぬさま)
「日本武尊が東征の際、御岳山の山中において狼に難を救われ、その際に「この山に留まり、地を守れ」と仰られ、以来、御嶽大神とともに「おいぬさま」とあがめられ、病魔・盗難・火難除け等の諸災除けの神として関東一円の信仰を集めています。
又、道中での難を登山や旅行安全の神、「おいぬ」は「老いぬ」にも通じて健康・長寿の神、戌は安産・多産なことから、安産・子授けの神としても多くの信仰を集めています。」
石像のおいぬさまは、筋骨隆々で雄々しい形状。
吽形(左側)
阿形(右側)
家族が腹ペコ過ぎて早く昼飯を食わせろと急かすものだから、本当に数分しか居られなくて残念だった……。
ここには狛犬ならぬ狛豚さんがいる神社もあります。
と思ったら、実は猪だそうです。
「文化5年の「日本最古の猪」だった像は、平成8(1996)年9月22日の台風17号により北側の大杉が倒れ、原形をとどめないほどに大破してしまったため、平成11(1999)年に、青梅市の「補助事業」の一環として元の石の上に「覆う」形で作り直した」とのことで、ずいぶん昔の像と印象が変わってしまったらしい。
元の形状は猪らしく見えたそうですが、今の形状は豚に近くなった、ようです。
お尻が上がってて、なかなか可愛らしいんですよね。
→ つづくよ
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