0人が本棚に入れています
本棚に追加
第5話 『ゲーム対決』
遊び場
著者:ピラフドリア
第5話
『ゲーム対決』
ゲームを教室にあるテレビに接続し、準備を完了する。
普段は学校にゲーム機は持ってきては行けないのだが、先生に頼み込み部活の時間だけ使用を許可してもらったらしい。
ナツミが持ってきたソフトはSwitchのマリオカート8デラックス。
マリオシリーズでお馴染みのキャラクターがレースをするゲームだ。
マリオカート7からは海や空もレースの舞台になり、マリオカート8からは壁や天井を走れるようになりました。
「よし、今日はこれで遊ぶぞ!!」
ナツミはゲームを起動する。そしてSwitchのおそそわけを使い、アキとリンにコントローラーを渡す。
そして私にはナツミからプロコンを渡される。
「それは私の前に使ってたコントローラー」
私にコントローラーを渡したあと、ナツミはバックの中から赤色のコントローラーを取り出す。
マリオのマークのついた特殊なコントローラー。
「これが私のコントローラーだ!!」
そう、これはマリオデザインのコントローラーである。
「すげ〜!! 勝ったのか!!」
アキがキラキラした目でナツミのコントローラーを見る。
「ふふふ、バイト代を貯めて、これを買ったのだよ!!」
そう、ナツミは自慢げに言った。
「それじゃあ、早速始めますか!!」
そしてゲームが始まる。
私はキノピコ
ナツミはクッパJr.
アキはガール(紫)
リンは白ヘイホー
グランプリを選びは、カップを甲羅カップに選んだ。
最初のコースはモーモーカントリー。
牛がウロウロ動いてるコースだ。牛に当たると車が止まってしまう。
なるべく牛に当たらないようにして、コースを三回周回する必要がある。
「よし!! じゃあ、始めるか!」
そしてレースが始まった。
マリオカートは弟とよく遊んでいるから、私は得意である。
しっかりとスタートダッシュを成功させて、私は一位に躍り出た。
一位は私。二位にはリン。CPUを挟んで五位にアキ。そしてスタートダッシュを失敗させたナツミがビリだ。
「な、なぜだ!! なぜ、私がビリなんだ!!」
ナツミはそう言う。
「それはナツミちゃんがスタートダッシュが下手なのが悪い」
その横でリンがナツミに鋭いことを言う。
「な、なにをぉ」
ナツミはショックを受けながらも最初のアイテムを手に入れた。
「私が狙ってるのは、打開さ。これで一位になってやる」
そう言い、ナツミが手に入れたのは、トリプルキノコだった。
「なんでキノコだぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ナツミはそう叫んだ。
【後書き】
ナツミ弱いね!!
マリオカート8デラックスをYouTubeのチャンネルでゆっくり実況者してます。ぜひ見に来てください。
最初のコメントを投稿しよう!