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鍵の事もあったし、一言言ってやろうと思って、身体を起こしたら、その人はそそくさと半透明なその身体を生かして、扉を開けずに出ていった。
まぁ、怖いと言えば怖いけどさ。
なんなのよもう!
次は赦さない!
そんなの、私には幽霊とか関係ないし!
って、なんで絵を見てたんだろう。
鍵の事といい、なんか探してるのかな?
私、気になったら眠れない性分なのよね~。
そう思って身体を起こして、念のために武器になればと傘を持って、ライトの代わりにスマホを持ってから、部屋の鍵をかけて上の階へと向かった。
階段を登ると、五階の通路の手前には魔除けの代わりなのか、布袋さんの置物が中央に置かれていた。
さらに進むと、通路はベニヤ板で封鎖されていた。
これはますます雰囲気があるね。
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