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さびしがり屋のあっくんとお星さま
その日の夜、空を見上げるとお星さまが見えました。あっくんはみんなにああやって言ってしまったけれど、お星さまが出てホッとしました。
なっちゃんもお星さまを見上げていました。『あっくんのお父さん、お帰りなさい』といいました。ふと目線を落とすとあっくんが立っていました。
「なっちゃんのおうちの雪をシャベルでどかしてあげようと思ったんだ」とあっくんは言いました。
なっちゃんは急いで外に出て、あっくんにかけよりました。手を見ると、昼間になっちゃんがプレゼントした、青色の手袋をしていました。なっちゃんはうれしくなって言いました。「あっくん、好き…。」その時、いままでいちばん、お星さまがキラキラとかがやいていたのでした。
おしまい。
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