第一話 転生したら皇子だった

1/1
53人が本棚に入れています
本棚に追加
/46ページ

第一話 転生したら皇子だった

俺は田中雄太。どこにでもいそうな名前だろ。 でも本当にその通りなんだ。 ただのセールスで、あんまりできなくて、社内では空気モブ。 出世する気配なく、独身。いわゆる世の中の底辺の存在なのだ。 そんな俺はひかれそうな女子高生を庇ってバイクに引かれた。 少しは役にたてたかなって思った。 そんなことを考えているがもう駄目だなと思って目を閉じた。 「おーい」 うっ。俺は生きてるのか…。 「目を覚ましたな、田中雄太。」 「ここは…病院ではないですよね。」 「だって君死んだもん。」 単刀直入に言われた。そうだけどもっといい言い方があったんじゃないかな。 「ってことで異世界転生することになりんした。」 ってことでって何?どういう流れ。 「一から説明するね。君人庇って死んだ。それは偉いことだから転生していいよんってことで転生させるんだけど、使命なしに送れないから、君の使命を考えてる。」 使命って大事な事だよな。なんで後付けなんですか。 考えてるそぶりへたくそやな。 「この世界大変なことになるで…よし決めた。 お主神の使徒な。 1.魔王と魔皇帝の討伐というよりは魔界潰すかおとなしくさせろ。 うちら面倒やから。 2.アルスフォード帝国の立て直し。代官とか貴族とかがくそしかおらん。 たまにいいやついるけど。とにかく基礎固め的なちゃんとした土台作りからやで。根こそぎ滅ぼしてこい。 決まった。」 根こそぎ滅ぼすってどういうこと?革命起こせということかな。 「いってら。」 その瞬間雄太の回りを白い光が包んだ。 雄太は思った最初から最後まで軽い神たちだったと。 アル意味ぶっ飛んでると思った。 次の人生はやってやろ。見返してやろ。 「起きてくださいクリフ様。朝ですよ。」 「ふぁ。」 「おはようございますクリフ様。今日はなにしますか。」 「何って…。」 ヤバい俺転生したんだった。わかんないふりするか。 記憶がなくなったとか、、、そうするしかない。 そうしよ。 「誰?」 「誰ってキレヌですよ。」 「…。」 そうして頑張ってキレヌを通して知ったことがたくさんある。 俺はアルスフォード帝国の現皇帝イアロスの52番目の子で第二十一皇子 クリフ·フォン·アルスフォードであり、母親は淑妃という結構高い位の側室うだということ。 ここからツッコミ入るよね。 まず52人どうしたん。なんでそんないるん。なんか日本でもいたよね。 子だくさんランキング第一位江戸幕府第○○代 徳川○○将軍んがね。 名前忘れてるけど…江戸幕府のすべての将軍に当てはまる…まぁそんなことはキノウセイダヨ。 ーーーーーーーーーー 第一話終わります。だいたいこのくらいの分量でいきます。 次はみんな大好き魔法が出ます。 本棚の登録とスターを押すなどしてくださったら嬉しいです。
/46ページ

最初のコメントを投稿しよう!