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佐伯弘人
「遅いな~弘人。コンビニのイートインコーナーで食べているのかな?」
「おばさん、俺達心配だから見てきます。
そして連れて来ますよ」
佐伯和男と愛は言った。
「ありがとう。友達の言うことなら聞くかもしれない。今日は寒い風邪でもひいたら大変だあいつは
よく風邪をひくんだよ」
幸男と湊は言った。
「そうですね。よく風邪をひいて学校休みますよね。すぐ行ってきます」
佐伯和男と愛は
「お願いします」そう言って頭を下げながら
「これ~あの子に持っていってくれる?
ジャンバーなの」
幸男と湊は
「わかりました。安心してください。すぐ連れて
来ますから」
幸男と湊は弘人の家から一番近いコンビニに
ジャンバーを持って向かった。
コンビニに入るとコンビニのイートインコーナーでパンと珈琲を飲んでいる弘人がいた。
「弘人これおばさんからジャンバー渡してくれってお前反抗期か❓️お母さんもお父さんも心配していたよ」
「幸男 湊お前達は本当の恐ろしい母さんと
父さんの事を何も知らないんだよ。
僕は、あの二人に愛されてなんかいない❗
幸男 湊今までおかしいと思った事はなかったか?俺は、よく風邪をひくんだよ子供の時からね」
「確かに過保護かな~と思ったことはあったけど
愛情がちょっといきすぎているだけだろう。
アルバムや写メまで見せてお前の事を未だに可愛い可愛いって言ってるんだぜ」
「とにかく帰ろうお父さんとお母さんに一緒に
謝ってやるから」
「わかった帰るよ。ひとつだけ言っておく誕生会は俺を愛しているというポーズなんだよ。あの二人は俺の事なんかはじめから愛していない」
「何言ってるんだよ?愛してなかったら朝からあんなに沢山の料理を作ったりしないだろう❓️」
「そうだよこのジャンバーだって持たせたりしないだろう❓️何言ってるんだよ」
「わかった帰るよ。そしてあの二人と幸男と湊に
本当の事を話すよ」
「本当の事❓️」
「だから話し終わるまで僕の側にいてほしい」
幸男と湊は
「わかった。弘人の話が終わるまで俺達は側にいるよおばさん達が帰れと言ってもね」
「ありがとう」
三人は弘人の自宅に戻っていった。
幸男と湊は弘人が何を隠しているのか?弘人の自宅に戻るまで気になって仕方がなかった……。
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