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数日後、、、光とユリアは遊園地にデートに行くことにした。光が、ユリア以外の人には見えないということがわかったので、ユリアの魔力で、光を「形」にして出かけた。
『やっほー。ユリア今日はありがとう。』
『こんにちは、光くん楽しみね遊園地。何から乗る?』
こんな調子で始まった2人のデートだった。
『もちろん、全制覇。着いてこいユリア!』
"はぁーよくやってられるわまぁ付き合うけど"
『うん』
それから2人は午前中のうちに、ジェットコースターをはじめ、コーヒカップ、お化け屋敷、メリーゴーランド、などほぼ全てを回りきった。
『ふぅ、疲れたぁ。ねえ光くんお昼にしない?お弁当作って来たんだけど、、、』
と言いながらユリアは持っていた、バックからお弁当を取り出した。すると、光がぐいっと顔を近づけてきた。
『うわぁー美味そう。ユリアすごいな!』
"ドキッ 急に顔近づけないで!!"
これは、ユリアの男性経験のなさ故なのかはたまた、光に対してなんらかの思いがあるのか、それは彼女にも分からなかった。そんなことを考えていると、いつの間にかユリアのバックから弁当とレジャーシートを抜き取り光が、昼食の準備を始めた。あっという間に準備が終わり、光が笑顔で声を掛けてくる。
『ほら、ボーッとしてないで食べようぜ!』
『あんた、私が作ってきたのよw。まぁいいけど。あと乗ってないアトラクションは、観覧車だけだよね?』
この質問に、光は口の中をモグモグさせながら答えた。
『うん、、、あのさ』
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