第1章ー出会いー

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『あのさ、観覧車に乗ったらキスしたいんだけど。キスしたら成仏できると思うし。何となくムード的に観覧車がいいと思うんだ。だからユリア、君の準備が出来たら目を瞑って。そしたらするから。』 "そっか。やっと終わるのね。なんで少し悲しい気持ちなのかしら。" 『わかった。けど恥ずかしいから、目を瞑ったら必ずしてね。』 するなら一思いに、すぐに終わらせたい。なぜだかそう思った。 『よーし。この調子だと、今日中に成仏できる!かな?ありがとう、ユリア』 と言って、光は二カッっと笑った。 "ドキッ'ユリアはまた、よく分からないこの気持ちになった。
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