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そしたら、女神の目が輝いていたんだ。見たことない煌めきを放していた。
さすが俺の弟だな。
んで、本題はここからだ。
「お前、今中学3年だよな」
「そうだけど」
「進学先は決まってんだよな」
「そうだけど」
「それな、
なしになったから☆」
は?
オレは近くにあった辞典を兄貴に思いがけて殴りかかる。
しかし、ひょいっと避けられてしまう。
「いや、先週お前に問題集渡したじゃん?」
「……あぁ。兄貴がオレの学力を知りたいからって渡されたあの問題集?」
「うん。それな、試験問題だったんだわ」
「どこの?」
女神が行きたくて、行きたくて、仕方がなかったジャスティン学園だ。
ジャスティン学園とは、日本全国からお金持ちの息子たちが集まる全寮制の男子高である。偏差値が70以上でないと入れないとされているエリート中のエリート高。
「は?なんでそんな試験を…。まさか」
流は嫌な予感がした。青ざめた流を見て、大智は「その通り!」と指を鳴らした。
「さすが俺の弟だよ。合格したんだよ、ジャスティン学園に!しかも、特待生として!!!」
意味がわからない。
「ってことで、お前には俺の女神のために王道学園ことジャスティン学園に入学してもらいます」
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