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ナニクワヌカオヲシテ
白い悪魔は
私のお腹の上で
毛繕いを始める
私を起こした事で
満足したのか
毛繕いが終わると
私のお腹の上で
眠りに入っていく
毎朝の日課だ
そんな毎朝の日課が
突然無くなるなんて
思いもしなかった
キミは
まだまだ
若いのに
何故
突然
旅立ってしまったの
私は
何の覚悟もできていなかったよ
キミが
旅立つまでの
1週間
毎朝の日課が無く
けど
1度だけ
キミは
私の布団に入りたいと
鳴いたね
私は
キミを
そっと
お布団に
私のお腹の上で
辛いのに
まるでありがとうって
言ってるように
ゴロゴロ言ってくれて
私は
泣いた
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