猫が人を殺したら…

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私の猫はかわいい。名前は(らい)くん。私はいつもいつも写真を撮ってはSNSに投稿していた。しかしある日の朝、私の雷くんがいなかったのだ。私は家の中を探した。すると、探している途中に電話が鳴った。私は 「はいもしもし。」と受話器を取った。すると、 「こちらは、警察です。もしかして、あなたのお家にいた猫ちゃんがいなくなっていませんか?」と聞いてきた。私は 「えぇ、いませんが……どうして分かったんでしょうか……?」と聞き返すと警察の人が 「あなたの猫が事件現場から血だらけで見つかっていまして…。」と言ったので私は 「私の雷くんが死んじゃったんですか⁉︎」と大声で聞くと、警察の人が 「いいえ、死んではいませんが…。なぜかここの殺害された方の遺体の近くにいるんですが……。」と言い と言っていたので私は住所を教えて電話を切って受話器を置いた。私は 「なんで雷くんが事件現場にいたのかしら?偶然なのかしら?」と考え込んでいた。その後に、雷くんを警察の人が届けてくれ、無事に帰ってきた。そして、いつもみたいに写真を撮っていた。結局、事件現場の殺害された人の遺体の近くにいたのか、そして、なぜ、その人が殺されたのかは今日は解明されなかった。私は疑問を抱きながら眠った。そして次の日、なんとまた雷くんがいなくなっていたのだ。私は 「雷くんがまたいない⁉︎どうしよう、どこに行ったの?」と慌てていると、電話が鳴った。私は 「はいもしもし。」と受話器を取った。すると、 「すみません、昨日も電話した警察です。あの、また猫ちゃんがいなくなっていませんか?」と聞いてきた。私は 「もしかして、またそちらにいるんですか?」と聞き返した。そして案の定、雷くんがまた事件現場で殺害された方の遺体の近くにいて、血だらけで見つかったそうだ。私はびっくりしていると警察の人が 「また、届けに行きましょうか?」と言っていたので私は 「本当にすみません。よろしければお願いします。」と言って電話を切って受話器を置いた。私は、考えているうちに思ってしまった。 「もしかして、雷くんが殺してそこにいたのかしら?だって、偶然いたとは思えないぐらいの確率でいるんだもの。だったら、私もいつかは殺されるかもしれない……。それだけは絶対に嫌‼︎」と言って猫の置物を叩きつけてしまい割れてしまった。私は 「早く捨てなきゃ殺される‼︎雷くんが帰ってきて、警察の人が行ったら捨てないと‼︎私が殺される‼︎」とパニックになっているととチャイムが鳴った。私は息を整えて 「はーい。」と言いドアを開けた。すると、警察の人が 「こんにちは。猫ちゃんを届けに来ました。」と言い抱えていた雷くんを私に渡した。 そのあと、すぐに帰っていき私は雷を捨てる準備をした。そして、電車に乗ってなんとしてでも私の前に姿を現さないように、私の住んでいる町から15分離れた町のところで捨てた。電車の中で私は 「これで、私の前に姿を現さないわ‼︎」そう言って家に戻った。そして、雷のことは思い出さないようにした。雷のことを忘れて3日後にふと雷のことを思い出した。私は 「そういえば、雷どうなったかな?」と思って窓を開けていると、なにかが私の家に入って来た。私は 「何か入ったような気がしたけど……。」と言って振り向くと雷が 「ナォーン」と鳴いていた。私は 「えっ、雷⁉︎どうやってここに帰って来たの⁉︎」と言って慌てていると、雷が近づいて来た。私は 「嫌‼︎来ないで‼︎」と言って後ろに下がった。壁と背中がくっつくその瞬間、雷が私を襲った。首を噛み千切られたりされて、私は血だらけになった。そして、意識を失った。その何日か後に警察の人が来た。大家さんが 「なんか、物音も何もせいへんから見てほしい。」と言って鍵を渡したそうだ。そして、鍵を開けた瞬間、猫が飛び出してきたそうだ。部屋の中に入ると、私がいてもうその時には遺体となってしまっていた。そこには、〔猫が〕と書かれたダイニングメッセージがあったそうだ。でも、警察が 「なんだかようわからんダイニングメッセージやなぁ。」と言って終わったから事件は謎のままになった。私は 「ナォーン」としか言えなくなっていた。なぜなのかはわからない。『でも、これでみんなを食い殺せる。』と私はウキウキな感情で住宅街を歩いていた。猫になったことも知らずに………。
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