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夜
深々と雪が降る。
「雪かぁ」
またこの季節がやってきた。雪が降り積もっていくのを見ているとある思いが積もっていく。
「ほら、早く寝なさい。明日は早いんだから」
母がそう言ってくる。
「は~い」
そう返事をするがこの思いはどうしても自分の中に積もっていく。
朝
「ほら、早く起きなさい」
母が起こしに来た。
「ふぁ~い」
寝ぼけ眼で返事をしてベッドから這い出て外の景色を見る。
「はぁ~」
外の景色を見て思わずため息が出てこの積もった思いを今、解き放つ。
「もう除雪なんて懲り懲りだー!!!」
辺り一面に積もった雪を見て部屋の中から大声で叫ぶ。
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