10人が本棚に入れています
本棚に追加
/5ページ
あー...よし帰ろう((
漫画でしか見たことない、王様が座りそうなゴージャスな椅子。
そこに座ってたのが...
カリン「こんな時に何かしら?」
...多分カリン((
カリン「...隣の女は?まぁどうせすぐに辞めるんでしょうけど」
はーい第一印象発表の時間でーす((
何この緑ツインテール嫌い!帰っていい?!((
そんな気持ちは顔に出すと即刻クビだからしないけど。
悪女やわぁ...もうゲームやわぁ...((
ミライ「今日からカリン女王様専属のメイド、アリスさんです。」
カリンに対しての緊張感は無いのかミライさんが淡々と言う。
いやぁベテランはやっぱ違うね((
カリン「それで?」
...「それで?」じゃねぇよ主語を言え主語を!(逆ギレ)
選択肢は「挨拶と自己紹介」「無言」「逃げる」だなうん((
生憎こーゆー乙女ゲーム苦手なんで選択できないです誰か助けて((
アリス「...えーっと...今日からメイドです、アリスです、お願いします」
とりあえず「挨拶と自己紹介」選択((
カリン「それは別にいいわ。さっきミライから聞いたもの」
違 う ん か い 。
違 う ん か い 。(2回目)
今この人にかなりMPとHP減らされたよ?((
えっじゃあ何残りの選択肢「黙る」と「逃げる」じゃんどーすんの((
カリン「私が言ってるのは紅茶よ紅茶。早く淹れて持ってきて」
「紅茶」かい。嘘やん。
くっそ隠しコマンドだったか...この私が見抜けないとは((
ミライ「すぐにお淹れしますね、少々...」
カリン「ミライには言ってないわ。そこの新人に言ってるのよ」
と、カリンは私を指差す。
てか今お前「新人」っつったか?おん?やるか?((
コイツどこまでワガママ貫き通すんだ...メイドいないのも納得()
カリン「早くして。それとも紅茶も入れられないほど無能なの?」
煽るような笑いにちょっと苛立ってくる。
カケルよりヤバいやん。((
アリス「...女王様のお好みの紅茶を仰らない限りは動けませんけども」
ちょび〜〜〜〜〜っとだけ睨んで言ってやった。
カリン「自分で考えなさい。教える義理はないわ。」
...帰ろっかなぁ...((
最初のコメントを投稿しよう!