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酒場の中は多くの木製の円卓があり、そこには昼間だが男達が木製のジョッキで酒を飲みながら話している姿もあれば、なにかヤバイ賭け事をしているテーブルもある。 クリスはカウンターテーブルに向かって歩いていると、顔を赤らめた髭面の強面の男達がクリスに気づいた。 「おぉ クリスじゃねぇか」 「クリスがここに居るってことは、モンスターを殺してきたのか?」 男達がクリスに話かけるとクリスは笑顔で「うん!! 殺してきたよ」と言うと、入り口の方を指して「外に置いてあるから見て来れば」と言った。 「ガハハハハ!!」 クリスは幼い顔からは想像できない残虐なセリフを平然と言うので、男達は豪快に笑う。 「すげぇなクリス!! そうだ酒飲むか?」 屈強な丸太のような二の腕を持った男性がジョッキを差し出す。 「僕はまだ15だから遠慮しとくよ」 クリスは手を振って断ると、カウンターテーブルの方に向かって歩き出した。
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