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episode.1
ピンポーン
「あら、蓮くん。ちょっと待ってね。」
ドタバタ...
「うわっ!!蓮、もう来てたの?」
「一華!まずは「おはよう」でしょ?」
「お、おはよう...」
「おう、一華おはよう!」
「じゃあ、行こっか。」
「おう!」
「いってらっしゃ~い」
私、橘 一華。
現在、幼馴染の斎藤 蓮と高校に向かってる。
「はぁ〜...」
「一華、なんかあった?」
「あ、別に何でもない。」
いや、蓮が朝からかっこよすぎる。とか言えないし。ね?
−蓮side−
俺、斎藤 蓮は幼馴染の一華が好きだ。
でも、そんな大好きな一華が今日はため息をついてる。
なんかあった?って聞いてみても、曖昧な返事しか帰ってこなかった。
てか、朝から一華、可愛すぎな?
そして、2人は同時に心のなかでこう思った。
「「両思いだったら良いのに」」
って。
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