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小説を書きたいけど書けない
パンケーキって美味しいですよね。私の好きなパンケーキはブルーベリーソース&ホイップクリームです。ホイップクリームは山のように盛ります。
gramというお店ご存知でしょうか。そこのプレミアムパンケーキがオススメです。最近、私の住む近くにあったgramの店舗が閉店するという悲劇が起き、気を失いかけました。……雑談なげぇよ。
小説を書きたいけど書けない方、いらっしゃいますよね。読み専の方でも、心のどこかで『いつか書いてみたい』と言う方をお見かけします。
しかし、いざ書けるのかと言われると、中々書けずに悩むことも多いのです。理由は様々あるかと思われます。
1.文章書くのが苦手→日記から始めましょ
2.物語を考えられない→パクリでよし
3.忙しい→何か辞めましょ
1.文章書くのが苦手
これで自信がなくて、書けない人は多いと思います。
文章は書いていれば、段々と上達していくものです。いきなり小説とまではいかなくても、日記などを書くことで『文章で思いや形を相手に伝える』練習になりますよ。
自分の日常を誰かに伝えるつもりで書いてみましょう。「間違えて便器のフタの上にウンコしてしまった」とか、良くあることでも何でもいいのです。
まあ、そもそも活字を読むことに慣れている人は、意外とそれなりの文章書けちゃいます。
ガチ小説のようなカッコいい言い回しでなくても、稚拙な文で全然良いのですよ。ようは相手に伝わればいいわけで。なんなら箇条書きでもOK。変に言い回しをくどくして読みづらくなるくらいなら、箇条書きの方がマシです。そこから少し肉付けして、繋げていけば大体形になります。最後に通して読んでみて、誤字や不自然な文を直せば完成です。
小説は書式に『ルール』があります。「行頭を一文字下げる」とか「3点リーダー(…)は2個繋げて(……)にする」とか。
一応私は意識しておりますが、ぶっちゃけそこまで気にせんでよかです。
これを守らないで書籍化している作品はたくさんあります。ネットの小説では、そこまで読者は気にしてません。中には、そこが気になって読まない方もいますが……。
2.物語を考えられない
むしろこれのコツがあれば、逆に教えてちょって感じですが……。正直、ネットに溢れてる多くの作品が、どれも似たり寄ったりな印象を受ける時ありませんか?
そうなんです。パクっていいんです。
パクリと言うと聞こえは悪いですが、作者さんは過去に出た作品を参考に執筆しています。そこに少しだけ自分なりのスパイスを振って、物語を描くやり方もあるんです。
後は『テンプレ』というモノですかね。流行りの作品に乗っかる形で小説を書くことを示します。
巷では『悪役令嬢』『婚約破棄』『追放』などが人気で、投稿サイトによって偏りがあります。こういった要素を取り込んで、物語を作るという方法もあります。
小説には『長編』『短編』『ショート』という種類があり、長編10万字以上、短編5万字前後、ショート数百から数千字、と言った感じでしょうか。
初心者の方は短編かショートをオススメします。いきなり長編を書きたいと思いがちですが、大体の方は完結せずに途中で筆を折ります。長編ってハードル高いんですよ。
私も最近、長編を完結させましたが大変でした。読者の方々から応援を頂けたから、モチベーションを維持できて書き切れたと思います。本当に感謝です。
長編の難しさは、まず物語が脱線しやすく、速攻で迷宮まっしぐらに陥りやすい事です。そうなると自分でも終着点がワケワカメとなり、やる気が消し飛びます。
これを防ぐには『プロット』と呼ばれる小説の設計図みたいなものを一度作成し、それを元に話を書き始める必要があります。いつか私のプロット作成法もご紹介します。
作者の方の中には、プロットを作らずに長編を書ける人もいます。実は私がそうです。拙作「異世界大工」は18万文字の長編小説ですが、元々短編で作るつもりがミスって長編になった産物です。これは異例です。現在執筆中の「冤罪令嬢」はプロットを作り、のんびり更新してます。
とりあえず『物語を完成させる』ことが大事だとお伝えしておきます。何度も挫折すると、書くことが嫌になってしまいますので。だからこそ初心者の方には完成させやすい短編辺りから始めるのが、一番オススメというわけです。
作品を完結まで書き切ったという実績は、読者からの信頼を得るのと同時に、自分の自信にも繋がります。ネット上には、完結せずに更新が永遠と途絶えた連載中作品が山ほどあります。永遠に終わらないという意味で、俗に言う「エタった作品」と呼ばれます。これが何作も続くと「この作者はエタるから信用できない」となってしまうのです。
3.忙しい
小説を書くには、それなりの時間が必要となります。基本的に小説は連載を始めたら、毎日更新することが望ましいのですが、これがけっこうプレッシャーです。
1日の間に、それなりの時間を毎日コンスタントに執筆へ使える方なら問題ありません。しかし家庭を持っていたり、本職の仕事が忙しい方は、中々毎日執筆するのは厳しいかも知れません。
新たに小説を書き始めたいのに忙しい方は、何かを辞めて時間を作るしかありません。並々に注がれたコップの水を減らさなければ、新たに水は注げないのです。便器のフタに落としたウンコ掃除してるヒマなんて無いのですよ。
……書くの疲れてきてしまいました。ちょっと軽くフルマラソンに行ってきます。
ではまた。
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