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「いくつ?」
金曜日、人々が賑わういわゆる華金
あちこちから声が響きながらも春名は
声を聞きとったようだ
「24、あんたは?」
女の子が放っておかなそうなほどの
イケメン、24、ノンケ
「お前の三個上」
年上かよ…という
あからさまな不満が聞こえ
俺も不満を持つ
「そ、お前はそんな年上のゲイと
ホテル行こうとしてんの。
後悔すんなよ?」
不満の声に対してこちらも
嫌味でお返しする
正直、こんなあっさりと誘いに
乗るとは思わなかった。
ノーマルをその気にさせて食ったことが
無いわけでは無い。
「はっ、後悔するのはお前かもな」
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