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「もう本当に良くなったから。ここ数日シてなかったし。……駄目?」
「……っ」
駄目だろ、と思うけど……伊春は案外、頑固だからなぁ。俺が何を言ったところで引き下がらなそう……。
「……ちょっとでも体調悪くなったら、途中でもやめるからな」
「うん、分かった」
そう言って小さく頷いた後、伊春は俺の身体をベッドの上に優しく押し倒した。
たくさんキスされて、たくさん触れられて……そうしているうちに、これから伊春と繋がるその場所はいつの間にか情けないくらい濡れていた。
硬く勃ち上がった自身にゴムを着けた伊春は、俺の身体を後ろ向きに反転させようとしてきた。
「きょ、今日は俺が上になるからお前は寝てろって」
その体勢の方がまだ、伊春に負担は少ないような気がしたから俺はそう言ったのだが……。
「尚に乗ってもらうのも好きだけど、今日は尚のことを後ろからめちゃくちゃに突き上げたい気分」
「は、はぁっ⁉︎ 何言ってーー」
言い返す間もなく、くるっと反転させられる俺の身体。
そのまま、濡れそぼった入り口に伊春の自身がピト、と充てがわれた。
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